寒波もこの地域比ではきついが、まあ色々な意味でのリハビリを兼ねて出歩く時は人のいないタイミングでダッシュ、その他は自体重スクワットやジャンプと以前までの路線である。
プラス片手片足投げのシャドウを力みに注意してやり込む…
前回はまだだったが継続すればなにがしかの効果はおそらく上がるだろう。
ただもっと、本質に迫った、さらに言えば誰も考えなかったようなアプローチで自分の投球動作、球速爆増方法があるのではないかと思いを巡らす日々。
まあ普通に今ネットでも十分得られるウエイトトレーニングや神経系のトレーニング等々を進め、股関節周りや腹背筋を起点にした運動連鎖の効率を上げることに繋げていく…しかないのだが。

いま絶望的に何もかも足りないアラフィフの凡夫にはそれも酷な現実である。
あれこれ後付けの理屈をいう以前に、大谷、ダルビッシュ選手やかつての怪物松坂江川さんらも、中学高校時点で全く未完成な身体とフォームで135から150キロを投げてしまっているという現実がある。
もちろんダイヤモンドの原石であり、なおかつ本人の努力の過程とは言え、少年期からワールドウイングや上達屋に通っても控えで終わってしまう人も、申し訳ないが少なからずいる反面でこれである。
あと自分の大学野球サークル時代でも、身長160センチ台で無造作に投げて遠投80メートルという同期もいた。(野球経験は中学のみ)
つまりは速く投げる、遠くに飛ばす、というのは相当に先天的才能の残酷さを示す運動能力であると言える。
その後の努力で真の一流になると言うのは別として、この辺は短距離走の才能と一緒であろう。

では球速の場合それの正体はなんだ?
地肩の強さとは言うが…。
本当に手投げというか上肢だけで130キロを投げる人もいる。
仮説としてはとにかく昔から言われる速筋繊維優位の筋肉。
これが一番有力ではあるが、そこで止まっては僕のようなものに希望はない。

もう一つの仮説は、「肩のインナーマッスル」である。
関節の安定や回旋動作、肩甲骨周りのコントロールを担う。
30年くらい前から日本の球界にも徐々に浸透してきた存在で、実際一時期インナーマッスルのみになるべく刺激してトレーニングしようと言う軽い負荷を用いたメソッドが色々とでて、僕自身もそれが中心メニューみたいになった時期があった。
「とくに上半身は、外側のアウターマッスルをインナーマッスルの動きを狂わせるほど鍛えてはダメ」
みたいな論調が書籍やネットの主流になったりもした。
たしかに細身の150キロ投手というのは何人もいるので、それを裏書きする形にはなっていた。

しかし、だんだん再び全身のヘビーウエイトで結果を出す投手は何人も出てきて、果てはダルビッシュ、大谷両選手のようにベンチプレスもラットプルもガンガンやって筋肉の鎧を纏い、なおかつ160キロを投げるピッチャーが覇権を獲ると、だんだんインナーマッスルのみを強調してトレーニングメニューを語る風潮は廃れていった。
(まあこの辺僕の主観もありますが)
結局、色々な補助メニューのなかで、アウターマッスルとひっくるめて一緒に鍛えられればよくね?
というのがいまの風潮と感じる。

多分間違いではないのであろう。
しかし、貧弱ではないにしても平凡な体格でそこそこの投擲能力を示す人の根拠を語るには、やはりインナーマッスルの機能性、何らかの強さは見落とせないと考える。
アウターマッスルでも柔軟にスピーディーに動けば100マイル強のスピードは得られるのは証明済み。
しかし、脱力で身体の深層からインナーマッスルの機能を引き出しハイギアで超高回転で出力を上げこれを球速に変換。
この方向性でいけないだろうか?

…というのは一つの思考実験ですし、真逆のパワー全振りトレの考えすらありますが。
とにかくこれまでの事に加え色々とやりながら追求していくと言う話です。