無事測定日は1週間後となりました。
身体は絞ると言うか引き締めつつ、少しでも動作の加速効率を上げることを考えたい。
繰り返しての通りエネルギーと時間には限りはありますが。 
かと言って量より質、とか言ってしまうのも違うかなと思う。
とにかく改まってトレーニングとはいかなくても、身体の軸たるセンターの意識は常時鍛錬可能であるし、買い物で近所に行く際にもまず重心移動を意識して、脚の意識や力みをぬいた効率良いしなりとキレのある走りで断続的にダッシュ。

そういう日常の立ち居振る舞いが 「本番」にも反映されると考える。

あと、少し前のあさイチでレジェンド国枝慎吾さんが、「一つの動作を身体に完全にすり込むには3万回の反復が必要。」
と仰っていたのが響いた。
そう、やはり究極の鍛錬は「質も量も」なのである。

例えば僕のフォーム。見る人が見れば突っ込みどころ満載であるが、まず第一には普段あれほど、肘から上げるテイクバック(手塚理論におけるスクラッチモーション、初動負荷トレーニングにおけるかわし動作)を練習したり、サークルスクラッチ等で神経の再教育をしているにも関わらず、球速測定の本番にいざなるといわゆるラジオ体操型。
少年期に自身で野球入門書などを真にうけて真面目に刷り込んでしまった担ぎ上げテイクバックがもろに顔を出して、少なからぬエネルギーロスになってしまっている。


確かにいわゆるゴールデンエイジの時期に正しい知識がなく、様々な理由で体力体格の絶対値や動作の精度を磨くことができなかった帰宅部出身というハンデは大きいが、それをいい年になってから修正することは決して不可能ではない。
ただ数、量が足りていないだけだとしたら。たとえ良いメソッドだとしても…。
自前の初動負荷トレーニングも含め、もっと徹底させて…本質をついたトレーニングなら何時間、1日1万回繰り返しても身体はダメージを受けるどころか活性化、気持ちよくなっていく。はずだ。
その向こう側を目指して出来るところから出来ることをやっていきたい。
どうしても経済面、自分なりの仕事や心身の状態との兼ね合いが生じてしまうが。