別に、こういったご意見は昨日今日頂いたものでなく、自分が直接間接に見聞きしたものだけでも学生時代から含めれば膨大な量になる。
因みに、「俊也個人史」に出てくる弥生さんからも相当ガチ目に、それで詰められた。
(そんな余裕あるならもっと働いて貢げと言う事だったんだろう。)
ともかく、自分の中で整理をつけるためにもお答えしていくことにする。 
まず、日米韓台湾のプロ野球は、聞こえてくる限りは99.99パーセント、
「少なくとも何かのスポーツを、クラブ部活単位でやり込んだ経験が肉体の成長期の10代のうちにないと 、入り口にも立てない」と言う現実である。
 
まあ、また例の弥生さんの言葉を借りれば、
「小さい頃から才能ある人が、リトルリーグや部活でやってそれでも入れないのに、いきなり20歳前から始めてプロ野球選手になりましたなんて聞いたことないんだけど!?サークルOBの他の人にもバカにされてるって気づかない?」
 
なのである。

確かに、肉体のゴールデンエイジの10代に、主に病弱でしかも基本スペックに自信が無かった為、帰宅部で中学高校、容赦なく鍛え込む機会を失ったハンデはあまりに重い。
「必死で頑張っても球拾い止まり、ベンチ入りもおぼつかない結末が見えていた」とは言っても、いきなり大学入学前球速70から80キロなんてところから始めるよりはマシな身体能力はついていただろう。
ちゃんと野球部でガチっていれば。

しかし、である。

もちろん本格的な部活で鍛えたからこそ、有望選手の中から更に輝く逸材がプロ野球に進んでいく訳なのだが、 問題はその鍛え方、なされている指導である。

例えば野球に限らず、サッカーや本家の陸上にも見られる、「脚を高く上げ、腕をより振って走れ。 」
と言う指導である。
真面目に、なおかつ運動神経のある子ほど、 それを忠実に再現してしまう。
もちろん、それでも例えば筋肉の組成が速筋優位なら、それぞれの年代や、日本国内のレベルではトップになれるかもしれない。筋肉と神経が鍛えられる事には間違いないのだから。

だが、それで才能ある子が身体の使い方のバランスを崩したり、膝等の故障に苦しむ例も少なくない。
また、野球の場合、それがそのままピッチングやバッティングに悪影響を及ぼすこともある。

そう、この考え方は、加速するのに必要な腿裏のハムストリングス、「アクセル筋」を活かしたしなやかな動きとは真逆の、腿前の大腿四頭筋「ブレーキ筋」で出力しようとする悪癖を身体に刷り込んでしまうのである。
なんとなく、これは日本人が好きな、
「しっかり重心を低くして、地面を踏み締め踏ん張るからこそ、打撃も投球も上手くいくんだ。」
と言う考えとも親和性が高い。
で、これでいらぬ故障や、折角の身体能力をロスしてしまうことを招いてしまう。
以前も硬式経験者の先輩と話したが、バッティングでのダウンスイング信仰。
「とにかく上から叩いて転がせ」と言う考え、あるいはピッチングにおける、パワー伝達を無視した低く深く踏ん張れ、と言う教えにも繋がってしまう。

もちろん、独自でアップデートした理論で結果を出す部活やクラブチームも流石に増えてきているが…。

例えば自己目的化した、スピード向上とは無縁の一斉ランニングはあちこちの部活で根強く残っているだろう。

何が言いたいかと言うと、

持って生まれた才能を伸ばす筈の部活動の猛練習が、

場合によっては持てる能力をやればやるほどスポイルする場になりかねないと言うことだ。

では野茂さんやイチローさん、2021年異次元の活躍をした大谷翔平選手は?
彼らは、誰もたどりついたことのない領域を自らの意志で目指し、その為にどうすべきかを主体的に考え行動して、結果益にならない練習を強いられても狂わない、高岡英夫さんの言われるセンターなどの強力な身体意識を作り上げて、パフォーマンスを着実に進化させて想いを遂げたのである。

まぁ、先述の通り現代は流石に色々練習内容を、MLBに習ったもの等を取り入れるチームも増えている。

が、中々、野球に限らず体育会系独特の閉鎖性や同調圧力は、時折パワハラ体罰が表面化するように中々着地点を見出せないのが現状である。


…さて、帰宅部トレーニーの道を選んだ僕も、精々「オタク陰キャラの割には体力がある」止まりで、確固たる運動理論とも出逢えぬまま大学以降も迷走を続け、確定的な戦果は最速120キロ。(30代前半)
で、いまや44歳である。

当然、「その年から超人的進化など無理だろ」と言う話になる。
 だが、まず話の主体となる筋力面は、「別に90歳になっても伸びる」と言う説が、ボディービルダー山本義徳さん達を初めとして優勢となっている。
肝心の動作パフォーマンスも、 山本昌投手が初動負荷トレーニングを重ね、40代中盤にして146キロを投げる、引退後のイチローさんのプレー振りを見れば「どうとでもなる」と言うのが証明されている。

僕にとって球速200キロは夢ではなく、達成すべき、そして可能なミッションなのだ。

最後の命題「事実上スタートはいくつからでも、人類最高のパフォーマンスは実現できるか!?」
ここは確かにまだ未踏の領域だが、ここまで先人が積み重ねた教えを血肉とし、いずれ僕が、

「THE ONE」

となる。

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