まぁ、球速100キロ強の速度帯の自分がいうのもなんですが、わかりやすく言えば、豪速球投手のテイクバックで見られがちなこの動き、形である。
 イメージとしては特に投げる側の腕…肘が高く内旋しながら上がり、両サイド合わせて逆W字になると言う例のアレである。

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元々ノーラン・ライアンやランディ・ジョンソンをコーチしたトム・ハウス氏が「スピードが出る投げ方。」として広めたのだが、結果投手の高速化と並行して故障率も増えてしまう状況に、他の専門家が調べた所、肩腕を外旋内旋と切り替えして投げる過程で、特にモロい肘の内側の靱帯に負荷が強くかかってしまう!と言うお話である。
我が日本のダルビッシュ有投手や大谷翔平投手も、結局肘靱帯部分断裂ルートを辿り、いわゆるトミージョン手術を受ける事になった。

参考サイトはこちらです。
http://strikeout11.seesaa.net/article/365939339.html

 ここでは代案として、テイクバック時肘を肩より高く挙げない、いわゆるスタンダードWが推奨されている。
僕自身もそっちを目指しているが、現実のフォームはどっちかと言えば、「担ぎ投げ」にちかくなっちゃってる 笑




あと、現世界最速のチャップマンはスタンダードWである。
あれだけの超速球を10年間投げまくり、少なくともトミージョンクラスの故障はしていない…
となると、頷かされるものはある。









だがしかし…

さて、本当に、インバートWは悪なのか?

例えば最後まで150キロ近い速球を維持して去って行った藤川球児さん。


 


モロにアレである。
「でも結局メジャーで壊れたじゃん」と突っ込む方もいようが、それ以前の阪神での7、8年間の半端ない酷使に耐えた、長期離脱はなかった。と言うだけでも驚異的である 。

また、初速は130キロ台でも 毎分3000回転のストレートを投げ50歳まで現役でいた山本昌さんも同じインバートWである。

現実、速球を投げるには、上肢の力みは排除しつつも、 投げ腕の肘を若干は背中側に引き、肩腕部を内旋してトップを作らないと先に進めないのだ。
インバートW、スタンダードWと言う「結果としての形」よりも、股関節と体幹の力をよりロスなく活かして、末端の力みを殺し、自然の流れ、反射…

初動負荷系トレーニングで「勝手に腕が加速する」と言う状況を作ることが重要ではなかろうか。