屋外であえて日が落ち、寒いタイミングで荷重シャドウピッチングを行う。
トレーニングの効果を考え例によってサイド気味である。 
しかし、中々前回述べたような重力や慣性力を活かしてと言うのを本番に近い体系ですぐ実践は難しい。
現実、タイトルのように筋力での加速と、脱力で 自然な力を引き出す。
この2つの要素を高レベルの選手でもいろんな比率を微調整しながら行なっているのが現実だろう。
去年は僕は双方半端になったというか、まず一つの大きな要素を見落としていた。

「全身の高速スピン」である。
やはりなんやかや、調子の良かった時は軸が斜めに一塁側にかしいだ形で高速で体が回っていた。
もう一歩進んで、瞬時に左右半身が切り替わるくらいにまで骨盤、股関節発のエネルギーを上手く活かしたい。
重力を活かした並進運動の高速化も、なんだかんだそれの為である。

それで遠心力等で腕が勝手に伸びて振られる(いわゆるスインガータイプ)もよし、それに少し随意的に上肢の力を上乗せする(パンチャータイプ)もよし。
より上手く出力できる方を選ぶ。 

そしてもう一つ全身スピン高速化には思案あり…。
球速測定日16日には150キロを超える為に…