金、土曜とシャドウした後は自体重スクワット優先のメニュー+休養という感じの日曜日でした。
で本日も7割くらいに上げて50球くらい。
さて、前回測定の実際のピッチングも、また例の荷重シャドウピッチングもサイドに近いいわゆるロークォーターで、まるきり横回転である。
荷重シャドウピッチングに関しては、弊害をなるべく中和し、なおかつなるべくシンプルにした運動連鎖で投げる筋肉をシンプルに鍛えると言う目標の為、前回説明の様な形で横回転にしている。
その流れで、現実下からの回転をスムーズに伝達する事がやりやすいということもあり…
肩の線と伸び切った腕のラインが一直線になるシングルプレーンをとなると前回のようなロークォーターに、「本番の計測動画撮影」の際も自然となってしまう。

それでそこそこ、好調時も(去年春が恐らく体調も相まり最速だった。)球速が出せていたのでそれでも良い。このまま伸ばしていってあくまで球速数値にこだわっていっても全然良いのだが…。

問題は実践でもしているが、正統派のオーバースローを求めて上から投げ下ろす時である。
そうなると、下で作った横回転エネルギーは無駄になるとは言わないが、アームアングルと全体の力の流れがバラバラになってしまう。
一つには僕の中に江川卓さん、藤川球児さんの様な縦回転バックスピンストレート(限りなくリアルにホップするストレートに近づける)ということへの憧れが残っている事である。
 それをするとなると、身体の使い方自体縦回転に寄せなければならない。
で、体軸を傾けてシングルプレーンでオーバーにするのはオリックス山岡投手の様にできないわけではないが、やはり腰等に無理がくる様で、まだダブルプレーン、肩線より腕を高く上げて振り下ろす形のが楽に投げられる。
(肩肘に別途負担がかかるとも言われるが)
僕自身上から叩きつけるとバックスピン故に失速も速いが、初速はそれなりに…。

要するに本格派か、横回転ロークォーターか迷ってるのが本音です。。

で、現状は初動負荷系深層出力トレーニング基本2種で、「とりあえず横回転中心で、しかしあらゆるアームアングルに対応できる身体」を練っていこうと言うのが基本方針である。

横振りの荷重シャドウにせよ、広背筋や脇下の前鋸筋が鍛えられる訳であるから、前述のオーバースローにも対応可能と考える。

ただ、どれを選ぶにせよ何かもう1要素加えたいと考えているところです。