基本3種、特に今日は新型ローイングに力を入れる。
かなり1セット30レップオーバーで、スピードは乗って来た。
全背筋群、腿裏にも良い感じの刺激。
ただ、腹圧きっちり入れないと軸がブレるのに注意だな。 
筋量筋力の増強は今更どの道無理だから、とにかく神経群の活性化と共に
繰り返しての通り裏側の筋肉を自然長長く 、と少しでも来週月曜(予定)の球速測定日に持っていくしかない。


さて、先週土曜日ご覧になった方も多いだろうが、「Going」で特集された江川卓投手の巨人全盛期の、「真の球速、回転数」の件である。
不覚にも完全に見逃したが、まとめサイトやネットニュースでなんとか内容は理解した。

 

…凄まじいの一言である。
身体の縦回転と横回転を、まさに3次元的に高度に融合させ使っているのは分かる。
が、それにしても力感の無いあのフォームからあのスピード、回転数である。
ちょっと今現在の自分の理論や実践面では説明出来ないが、日本最強の投手、どころか、日本の当時の閉鎖的な体育会気質、酷使、メディアスクラムなどの外的要因がなければ、もしかしたらメジャーでもレジェンドクラスのピッチャーになっていたかもしれない。

僕も長年いろんな文献やインタビューから情報を漁っているが、 
例の幼少期の天竜川石投げに加えては、作新学院1年の時に竹バットで(!)柵越え連発。
パワーがあると思いきや、懸垂はできない。 
でも筋肉自体は柔らかかったと言うチームメイトの証言。
そして、100m10秒台の脚力!
(32歳引退間際に初めてダッシュで若手に負け、引退が頭をちらついたと自伝にあったので、逆に言えばそれまでは巨人軍の投手陣を寄せ付けなかったということだ。)
もし、初動負荷トレーニングが当時確立していれば…
などとも考えてしまう。
あと、よく作新学院時代こそが全盛期みたいな言われ方をするが、本人のなかでは巨人での20勝時がピークとのことだった。

確かに作新学院時代は、痩せてて絵になるが、腰が落ち過ぎな気はする。
巨人時代で「最低限の力で最高質の球を」投げるノウハウをご本人なりに確立したのかも知れない。

 

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未だ語り継がれる、魅力を放つ謎に満ちた投手であることに間違いはない。
さて、僕は如何に別のやり方で突破して、伝説を上書き出来るか!?